加齢と活性酸素の増加

活性酸素は、加齢によって発生量が増える

代謝機能が衰えると、活性酸素が除去しきれなくなった事で細胞が弱りますが、その事を実感しやすいのは、皮膚の衰えではないでしょうか。

シミやくすみ、シワやたるみなど、活性酸素が発生しやすく、取り除く働きである抗酸化力が衰えている状態なので、防ぐ為、遅らせるためには、抗酸化成分が必要となります。

活性酸素はなぜ発生する?

毒性が強く細胞を酸化させてしまい病気の原因ともなる活性酸素ですが、こんな危険なものがなぜ体にとって必要なのでしょうか。
その理由の大きなものは、呼吸の副産物としてどうしても発生してしまう事。

そして、活性酸素よりも悪影響となる害を防ぐ上で必要な存在だからです。

例えば、細菌やウイルスなど、放っておくと体内で数を増やし場合によっては生死に関わる事がありますが、白血球やマクロファージなどが活性酸素を用いて攻撃する事で、細菌やウイルスを駆逐してくれます。

加齢黄斑変性症の場合も細菌などと同じように、網膜にとって有害な光の害を無効化する為に、活性酸素は必要なものとなります。

しかし、年齢を重ねるにつれて、体は、あらゆる機能が低下していきます。
そうなると、行き場の失った活性酸素は、体の細胞を攻撃してしまうのです。

ヒトの体を守ろうとする働きが結果的にヒトの細胞を攻撃してしまうというのは、ちょっとした矛盾のように感じるかもしれませんが、それら一つ一つを別人格として考えると、私たちの体という大きな建物の中で起こっている日常のようなものかもしれません。