中心窩とは

視力の中心となる網膜の重要組織

中心窩とは、黄斑の中央部分に位置し視界の中央部分であり、視力の中心となる重要組織です。

中心窩のことを知らない頃は、なんとなく網膜が視力に直結するというイメージを持っていたのですが、より鮮明にものを認識する上で欠かせない組織だとわかりました。

なぜなら、中心窩自体の大きさは、1.0mm程に過ぎないとても小さなものですが、この組織が占める視神経の割合は、全体の50%となっています。これは、単純に脳の視覚野の処理の半分を占有しているということになるようです。

また、中心窩には、光を感受する錐体細胞の密度が濃くなっているのですが、その為に、一つ一つの細胞が小さく押し詰められているような状態だそうです。それだけ、細胞が密集しているということがわかります。

対して、網膜に多い桿体細胞は感度が優れているので、少ない光量でものを認識する働きが優れています。

このような働きの違いからも、最も光が集まる中央部分である中心窩は、映像の処理能力が極めて高いことと同時に、それだけ、光の害を受けやすい部分でもあるということから、この組織に常駐することができる色素であるゼアキサンチンが必要だとわかります。