ビタミンAの主な働き

夜盲症予防や皮膚、粘膜の健康に必須

ビタミンAは、4種類ある脂溶性ビタミンの一つであり、欠乏が夜盲症に繋がるように暗がりでの視力を維持する為に必要な成分としても知られています。

目(網膜)の場合は、ロドプシンの主要成分となります。
正確には、ビタミンAには、大きく分けてA1系とA2系があるそうですが、A1系をレチノールと言い、これが、酸化して出来たレチナールがロドプシンの成分となります。

ただし、その作用は、網膜に限らず、目の角膜や粘膜、口腔、胃腸、肺や気管支、更に、膀胱や子宮などの上皮組織の健康を保つ上でも必要です。

ビタミンA不足は乾燥肌を引き起こす原因の一つと言われていますが、実際に不足すると粘膜が乾燥し硬くなり、傷つきやすくなるなどの弊害が生じる恐れがあります。

上皮組織の代謝には、ビタミンAが関わっているので、不足すると正常な代謝のサイクルが損なわれるそうなので、不足しないように努めたいものです。

食品からビタミンAを摂取するには、動物性食品と植物性食品とで含まれる成分が異なり、動物性の場合は、レチニルエステルとして含まれていて、植物性の場合は、βカロテンとして含まれています。

この二つの大まかな違いとして、動物性(レチニルエステル)に対し植物性(βカロテン)は、生体内でビタミンAとなるのは、12分の1程度となるので、食品の性質によって、こんなに違うようですが、一方でビタミンAの場合は、過剰症も要注意。

脂溶性ビタミンは、体内に蓄積されるので、動物性の形で摂取するとビタミンAの蓄積量が増えて、場合によっては、頭痛や吐き気などを引き起こす事もあるようです。対するβカロテンなら、必要に応じてビタミンAとなり、残ったβカロテンも抗酸化成分として働くそうです。